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秘密のキスは蜜の味【完結】
第2章 突然のキス
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「明日…ちゃんと起きれんのかな?このふたり…」

明日3人で遊びに行く予定らしい
真司が後部座席の二人を見て不安げに呟いてる!

さぁどうかな──?相当飲んでるからな。

「鏡也君明日休みっすよね?一緒に行きません?」
真司にそう言われたけど…
ん~どうしようかな?

別に予定もないけど──毎日の残業続きで休みの日はゆっくり寝ていたい!

───でもな

今日会ったばかりの葉瑠ちゃんとこのままお別れってのも寂しいような気もする!

なんか面白いっつぅ~か可愛いんだよな!

眼がクリッって大きくてすげ~綺麗なんだけど、ちょっと天然で可愛げがある……

こんな娘が男勝りの英美ちゃんの友達ってのが不思議なんだよな~!

「どうせ、英美ちゃん逹早く起きれないだろっ……俺もゆっくりしたいから、午後からなら行ってもいいよ」

明日連絡するわ……
そう真司に言い掛けたときだった。

運転席後ろに乗っていた葉瑠ちゃんがシートの両端を掴んで乗り出して来た。

「なんの話し~♪~♪ 」

なにげに葉瑠ちゃんの手が俺の肩に触れてドキッとした!

車の揺れに一緒になってフラフラ揺れる酔っ払い。


アハハ─葉瑠ちゃん?

手が離れそうで危ないよ…


道が緩やかなカーブに差し掛かったとき俺の肩に触れてた手がスーっと離れる感じがした──

「キャッ」あっ危ない!

咄嗟に俺はシートを握る彼女の手を肩越しに掴んだ‼

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