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秘密のキスは蜜の味【完結】
第2章 突然のキス
***
鏡也さん達の会話に入ろうと運転席のシートを掴んで顔を乗り出した。
英美ちゃんは窓に凭れて熟睡中。
ふふっカワイイ
ふぅ~♪車にゆらゆら揺られて気持ちいい!
バランスを崩して大きく身体が揺れた時、右手に鏡也さんの手が触れてギュッと握られた。
んっ♪?…なに?
─フワフワの頭の中でも………えっ──!
一瞬で酔いが覚めたよ───
心臓がバクバクして…みんなに音が聴こえるんじゃないかと想うほど胸がドキッとした‼
ますます力強く握られた手に顔まで熱くなる!
恥ずかしい……シートを握る手に力が入って、私はそこに凭れるように俯いた!
ちらりと横目で英美ちゃんを見れば未だ熟睡中。
よかった。見えてないよね!
ふっ~!アツい‼
ふたりの会話に入りながら神経は右手に集中してドキドキする。
***
翌朝は右手の感触がやけにリアル…
他にどんな話をしたのか殆ど覚えてないんだけど…
「頭いたっ! 葉瑠ぅ…大丈夫?」
「ん~っ!なんとか‼」
「ふたりともまだ寝てていいよ! 今日は予定変更。夕方から鏡也君も一緒に出掛けるから」
えっ?
「そうなの? 正直その方がありがたい!んじゃ葉瑠…もう少し寝よ‼」
うんっ。──鏡也さんも一緒に……うっそっ!
なぜか鏡也さんの名前が出ただけで心臓がドキドキして、昨日の事が頭に浮かんで来た。
鏡也さん達の会話に入ろうと運転席のシートを掴んで顔を乗り出した。
英美ちゃんは窓に凭れて熟睡中。
ふふっカワイイ
ふぅ~♪車にゆらゆら揺られて気持ちいい!
バランスを崩して大きく身体が揺れた時、右手に鏡也さんの手が触れてギュッと握られた。
んっ♪?…なに?
─フワフワの頭の中でも………えっ──!
一瞬で酔いが覚めたよ───
心臓がバクバクして…みんなに音が聴こえるんじゃないかと想うほど胸がドキッとした‼
ますます力強く握られた手に顔まで熱くなる!
恥ずかしい……シートを握る手に力が入って、私はそこに凭れるように俯いた!
ちらりと横目で英美ちゃんを見れば未だ熟睡中。
よかった。見えてないよね!
ふっ~!アツい‼
ふたりの会話に入りながら神経は右手に集中してドキドキする。
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翌朝は右手の感触がやけにリアル…
他にどんな話をしたのか殆ど覚えてないんだけど…
「頭いたっ! 葉瑠ぅ…大丈夫?」
「ん~っ!なんとか‼」
「ふたりともまだ寝てていいよ! 今日は予定変更。夕方から鏡也君も一緒に出掛けるから」
えっ?
「そうなの? 正直その方がありがたい!んじゃ葉瑠…もう少し寝よ‼」
うんっ。──鏡也さんも一緒に……うっそっ!
なぜか鏡也さんの名前が出ただけで心臓がドキドキして、昨日の事が頭に浮かんで来た。