この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のキスは蜜の味【完結】
第2章 突然のキス
***
鏡也さん達の会話に入ろうと運転席のシートを掴んで顔を乗り出した。

英美ちゃんは窓に凭れて熟睡中。
ふふっカワイイ

ふぅ~♪車にゆらゆら揺られて気持ちいい!


バランスを崩して大きく身体が揺れた時、右手に鏡也さんの手が触れてギュッと握られた。

んっ♪?…なに?

─フワフワの頭の中でも………えっ──!

一瞬で酔いが覚めたよ───


心臓がバクバクして…みんなに音が聴こえるんじゃないかと想うほど胸がドキッとした‼


ますます力強く握られた手に顔まで熱くなる!


恥ずかしい……シートを握る手に力が入って、私はそこに凭れるように俯いた!


ちらりと横目で英美ちゃんを見れば未だ熟睡中。

よかった。見えてないよね!

ふっ~!アツい‼

ふたりの会話に入りながら神経は右手に集中してドキドキする。



***
翌朝は右手の感触がやけにリアル…

他にどんな話をしたのか殆ど覚えてないんだけど…


「頭いたっ! 葉瑠ぅ…大丈夫?」

「ん~っ!なんとか‼」

「ふたりともまだ寝てていいよ! 今日は予定変更。夕方から鏡也君も一緒に出掛けるから」

えっ?

「そうなの? 正直その方がありがたい!んじゃ葉瑠…もう少し寝よ‼」

うんっ。──鏡也さんも一緒に……うっそっ!

なぜか鏡也さんの名前が出ただけで心臓がドキドキして、昨日の事が頭に浮かんで来た。

/1073ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ