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第7章 クリスマス

えっ？？
セフレと 思いっきり？？

何かが プチン と 切れた。

すくっと立ち上がり
コートとバッグを掴み取って 黙って部屋を出た。

とっさに 追いかける 純一。
「 ジョーダン、ジョーダン！」

「綾子、ジョーダンだってば！」

「好きにしたらいいよ！！」

靴を 抱えて 玄関から 飛び出す。
涙が 拭う間もなく頬を伝う。

もう、、、、無理だ、、。
理解できない、、。

大好き、愛してる、って
違うの？、、？
ヤレなきゃ 他とヤるの？？

悔しくて 悲しくて、、
自分が 悪いの？
私が 最後まで 許さないから？

階段を 走り下りた。

あたりは 真っ暗 だった。
足が 痛い、
靴を履いて コートを着た。

何度も何度も鳴り続ける 携帯。

純一から だろう。

何も 答えのない ぐちゃぐちゃの気持ち、
身体中の 疲れ。

さっき純一と 行ったカフェの横を通る。

もう あの時の 私達には戻れない、、。

また 涙が 溢れてきた。