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この春 少女から、、。
第8章 卒業式
あれから
純一とは さらに 気持ちの 距離があいた。

純一も バレー部の合宿、遠征試合 と続いてるようで、
年末年始と 受験勉強に集中した。

モヤモヤと 考えればきりがない、
思い出すと 切ない残念な クリスマス、
自分も 曖昧な言動で 純一を苦しめているのかも しれない。
でも やはり あの激痛には耐えれないし
まだ そこまで純一を 愛し 受け入れる気には ならなかった。

あの日 突然 口奥に放出された、生々しい精液の味も まだ 許せなかったし、

後ろから 押さえつけ 犯そうとした 獣のような純一も
けっして 許しては いなかった。。

歯止め効かない 純一の性欲が
あの女性に もしかしたら 吐き出されてるのかも しれない。
もし そうなら、、、。
想像すれば 悲しく 悔しいが
それは それで 仕方ない、、と。

純一からは 毎日LINEが 来た。

「風邪ひいてないか?
勉強頑張って。」

「新しく駅前の パンケーキ屋 美味しいらしい、
今度おごるよ。」

「今日は エース賞貰ったぜっ!」

二人は 何て事ないLINEを交わしながら
開いた距離を埋めようとしているのか。

あの日の 獣のような純一が
嘘のようにも 思えたり、、、。

いつか そのうち
全てを委ね 受け入れ

愛せるんだろうか。


受験も一段落、
一応全力を尽くした、、はず。

あとは 発表を待つだけの 卒業式。
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