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この春 少女から、、。
第10章 長い 日曜日

院長は 真っ白のバスローブをまとっている。
いつも見ている白衣より 数段オトナのオトコを感じる。

グラスにワイン?注いでる姿が 相当スマートだ。
私にはオレンジジュース?を差し出す。


淡々と黙々とした動作は 病院と変わらないが 表情は穏やかで でも どこか寂しそうな。

聞いてみようか、勇気を 出して。


院長、、、
なぜ
私を?、、、。

言葉が出ないまま ジュースを飲み干した。

のぼせたか 数々の 出来事に 打ちのめされたか
頭もカラダも ぼんやり している。

私は
つい こないだまで
普通の 清純な? 女子高生 だった、、、

部活に打ち込み 普通に勉強もして 決して派手でもなく。

彼氏とは そろそろオトナの行為は あったが まだまだ気持ちは ブレーキを かけていた。

部活を引退して カラダも 多少ふくよかに そして 敏感には なって来たが 、
心は まだ 清らかな 少女、、の はずだった、。

深夜の 秘密の
自慰を 除いては、、。
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