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この春 少女から、、。
第13章 大学生活
話しは少し さかのぼる。
そんな 長い日曜日の 何週間か前。


綾子の通い始めた大学は 家から 電車乗り継いで四十分、高校とは反対方向で 朝の満員電車には 萎えそうになる。

中学 高校の知り合いもいて ゼミの友達もすぐに出来た。

しばらくは サークルや 文化部、学生活動の勧誘が激しく 教室に入るまで 付きまとわれる事も。

綾子は 大学では 英文科で 教職課程を学ぶつもり。
教師になるかどうかは分からないが サークルや部に 参加する余裕はないかな、と思っていた。


純一とは クリスマス以来 少々疎遠気味、、。
純一は相変わらずの所はあるけど。

「セフレと やるわ、、!」
と言った純一の言葉が 蘇る度に 心がどんよりしてしまう。

純一の事は 好きだし ある意味 リスペクトしてる、
バレーも凄いし 本当は真面目だし。
何より 明るく強い。

全てを許す覚悟が ないまま ズルズルと来た自分が悪いのだろうけど、、。
卒業したら、、ね、、と、言った事は まだ覚えているだろう。。

今日は 大学は午前で終了、お昼から 純一と会う予定。
ゆっくり会うのは いつぶり、かな。

LINEや電話は ほぼ毎日 簡単でも近況報告してくれるが、。

結局 受験が終わってからは 一度水族館にデートした、かな。
純一の合宿や 引越しがあったり 綾子はバイト始めたりで タイミングも合わなかったし。
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