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この春 少女から、、。
第13章 大学生活
少しドキドキしながら 待ち合わせの駅に 向かう。
雨が降って来てた。

駅のタクシー乗り場に着くと 純一から LINE。

「右!見て。」

えっ、、?右??
キョロキョロする綾子。

「右!右 前方!」

ん? 右前方??、、、誰もいない、。

えっ、、、!!

紺色の車の中から 誰かが手を振ってる。

じ、、純一???


雨に当たられながら
紺の小振りな車に 駆け込んだ。

「免許!取ったんだーっ。」

満面の笑み。
驚く顔が 見たかった、と。

「びっくりしたぁー、いつの間にぃ?」

「合宿って 言ったろ?
大学の合宿も何日かあったけど こっちの合宿も 行ってきたー!」

えぇーーっ ! 流石 純一、
全てストレートで最短二週間だった、と 自慢する。

「凄いっ!やるじゃない。」

しばらく 会ってないと思ったら 、、。

しっかり左右前後 注意を払いながら ハンドル切るさっそうとした姿、
なんか 一回りも二回りも 大人になってる純一。

「夕方からバイトだったよね?
うち、、来る?」

えっ、、? うちっ?

「俺の 新居、ボロアパートだけどっ。」

車をゆっくり安全にさばきながら 大学の話し、部活の話し。
ケラケラ笑って 聞く綾子。

腕まくりしたダンガリーシャツの純一、
時おり見える筋肉に ドキっとしたり、、。
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