パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 大学生活

少しヒソヒソ声で 顔を近づけながら、

「それでさぁ、あのショートカットの人、愛人やってる、ってさ、、、！」

あ、、愛人？

自営業、いわゆる どこかの社長さんに 学費から生活費とか 出して貰い 付き合っているんだ とか。

へ、、、へぇ、、。

「綺麗な人だったね、、二つしか違わないって思えないね、、。」

綾子は 水をゴクンと飲んだ。

みきちゃんは 素朴な 真面目そうなタイプ、ちょっとぽっちゃり体型で いつも スニーカーにスカート、
裾を ヒラヒラさせて歩く。

「私も一度見かけたの、お父さんくらいのオジサンと腕組んで歩いてたの。
ちょっと 引くよねー、
考えられないわぁ、、。」

怪訝そうな顔をする みきちゃん。

「へぇー、うん、うん、、。」
少しだけ 動揺しながら 頷くだけの 綾子。


「ねぇ 綾ちゃん 彼氏いるの？」

「あ、、、うん、、一応 高校からの流れで、、。」

まだ みきちゃんは ちゃんとした彼氏は 居ないようで ちょっと羨ましそうに いいなー と 今度は アヒル口になる。

午後の授業まで たわいない話しをしながら 時間を潰す。

みきちゃんの 考えられないわー、、が ちょっとズキっと秘密の扉に 刺さった。