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この春 少女から、、。
第13章 大学生活
大学のお昼休み。

お昼休みといっても 学食は 朝から開いて 朝定食や モーニングなんかもある。
構内に カフェやレストランもあって 四六時中 学生が 集まってた。
喫煙所も 所々 設置されて 高校とは違った 大人の自由な 空間、何もかも 新鮮だった。

ゼミの友達と 今日はカフェでパスタを食べようって話しになり ほぼ満席の 店内に入る。

ちょっと遅かったかぁ、、
と 友達が呟きながら出ようとすると 奥から呼ぶ声。

「みきちゃーん!」

みきちゃんに促されて 私達は 声の方に。

ちょっと派手めの 女子が二人、
ジュースを飲み終わる頃か、、。

クルクル巻き髪に バッチリメイク、一人はショートカットで 真っ赤なリップ。

みきちゃんの 高校の先輩らしい、三回生。

「もう行くから 座ったら?」

「ありがとうございますー。」
綾子もぺこりと お礼する。

何となく 学生らしからぬ雰囲気の二人は ヒールの高いサンダルを履いて スマートに出ていった、
甘い オンナの香りを 残して。

学内とは思えない程の 本格パスタとサラダを食べながら さっきの先輩の話しをする みきちゃん。

一人は ミス大学で 昨年の文化祭からチヤホヤが止まらない らしい。
一人は バンドやってて 結構人気がある、とか。

高校の時は 二人共 そう目立つ存在では なかったらしいが 大学で再会した時は ちょっとビックリした、と。

みきちゃん、噂話しに 花が咲いてくる。
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