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第3章 私の秘密

及川 綾子、
私の事を少し、、。

まさにこれから女子大生、
規則 厳しく 試験だらけの 高校生活から 解放されて、
これから始まる 少し大人の世界に ワクワク ドキドキ。

父親は 高校卒業したら どこかに就職して欲しそうだった、今時の女子大生が あまり 気に入らないようだ。

ドラマにあるような 小規模の 町工場、
祖父から引き継いで 細々と やっている。
あ、細々、、は失礼か。
電化製品のヒーター部分のパーツや何かを 作ってるらしい、
家から数分の工場からはいつも 機械油の臭いがしてる。
繁忙期は 二〜三日 工場に寝泊まりする事もある、

景気は いいのか悪いのか 家では仕事の話しは聞いた事がない。
まぁ 優しく寡黙な父 といった所か。

母親とは 駆け落ち同然の 大恋愛 と 聞いた事がある。
母が高校卒業と同時に 十歳上の父と 結婚してる。

あまり 両親の恋愛話しには 興味はないが
昔に時々のろけ話し？のような事を 聞かされた。

母の方が 積極的だった らしい。