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第16章 事件

「やっと会えたなぁ。」
「想像以上やんか！」
「前より可愛なっとるわ。」
「たまらんなぁ、、！」

、、、！！！

うぅっ、、 全身が 痛い、、。
関西弁の男達の 声、、！

えっ、、、
真っ暗、、！！

め、、目隠し！ されてるっ、、、！！

えっ、、な、、何っ？ 何処っ？？

ゆっくりぼんやり目を覚ます綾子。
電車で 好きなように触られ、、
お腹を殴られ、、

あ、、、
拉致、、された、、んだ、、。

「あ、姉ちゃん起きた？
なんぼ叫んでも えーで、
ここはもう誰もこーへんで。」

あ、、、
聞き覚え ある、、この声、、。

優しい口調だが 非情な この声！

あの時の、、！ま、、まさか。

「やっと また会えたなあ、
ずっと探しとってんで、、。」

うぅぅぅ、、、っ！！

身体が 何かに 固定されて いる！

両腕 両足 腰、、！

全く 全く 動けないっ！

痛いカラダに力を込める、
微動だに しない、、、！

「姉ちゃん、あやこちゃん、て言うねんなぁ、
可愛い名前、ピッタリやなぁ。」

腕を 大の字に開かれ 手首 肘を 何かで がっちり 縛られている、、！
全く、、動け ない、、。

腰に お腹に 何かが 食い込んで 巻きつけられてる？

足は 大きく開かれて 足首、膝、で固定されてる。