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第16章 事件

あの時、、
ぎゅうぎゅうの電車の中、、
怯え固まるんじゃ なかった、、。

刺されようが何されようが
思い切り叫べば よかった、、。

重い苦しい 後悔、
もう全て遅い、、。
ちぎれそうな カラダ、痛過ぎる 胸。

このまま天使になってもいい、、
この場所から スパっと消して欲しい。

どうか 夢であって欲しい。
夢じゃないなら時間を戻して！

ああ、、
あんな電車、、！
乗るんじゃ なかった、、。

「あやちゃん 泣いてんのか？
可哀想に、、。
心配せんでも もっと極楽行かせたるで。」

！！！！

男が ジリジリと 下半身に下がっていく。
膝から 太もも、内もも、スカートの中を撫であげる。
晒された胸が ピクピク揺れる。

「やめてっ！ やめ、、てっ！！」

スカートが バッ！と捲られた。
うぅぅ、、、っ、、！

「おおーっ、パンツ丸見えやぁ！」

必死で身体をよじりもがく、、。
もう力尽きそうな綾子、、。

大きく開いた状態で 足首と膝を がっちり固定され、
どんないやらしい格好か、、。

お腹の 紐？が スルスルと剥がされる、
腰周りが 少しラクになった。

すかさず お尻の下に 何か 分厚い物が こじ入れられ、 下腹部が ぐいっと 持ち上がる。

「この方が よーぉ 見えるで。」