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第18章 代償

キャンセルも出来ないし あんまりしんどそうにも出来ない。
今日は少しでも何か食べよう、と炊飯器を空けた。

まだ炊きたてなのか 湯気の匂いが 立ち込める、
美味しいはずの匂い、、その瞬間！

おえっ、、、！
胃の奥に 何か詰まったような違和感。
逆流してくるような 疼き。

うっ、、、！
な、、何、、これ、、。

げっ、、、！
キッチンの流しで 思わず嘔吐！
さっき飲んだ水を そのまま吐いた。

！！！！

あっ、、、！！

えっ、、、！？

あっ、、、！！

思わず 携帯を取る！
しっかり聞いてなかったが そういえば 性病検査した病院から 何日か前に わざわざ留守番電話が入ってた、、！

突然思い出し、
もう一度聞き直す。

『体調はいかがですか、ご案内必要な事がございます、出来れば お早めにご来院下さい。』

ご案内必要な 事、、。

完治検査に行ってないので その案内だと思っていた！
思って、、いた。

ヨロヨロと 部屋に戻る。
陰部の痛み痒みは もう全くない、オリモノもない、正常。
だけど だけど、、
一番大切な事を 忘れて いた、、！

今日は何日？？

！！！！

私、、
妊娠 して いる、、、！！？

来るはずの日から すでに一週間近く 経っていた、、。