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第18章 代償

明日、、
普通に 会っておけば よかった、、
少し頑張って 笑って会えば 良かった。。

声押し殺して
呆然とする、
涙が滝のように流れる、、。

もう 遅い？
いやいや普通に 風邪だよって、、

もう遅い、、か、、。

あ、、、

あ、、、
切れ た、、、。

ツーッ ツーッ ツーッ ツーッ
ツーッ ツーッ ツーッ ツーッ
ツーッ ツーッ ツーッ ツーッ
ツーッ ツーッ ツーッ ツーッ
プツッ、、。。。。

何か、、
何か積みかけた積み木が、
軽い重なった 積み木の山が、、
ホロホロとスローモーションのように
崩れ 落ちて ゆく、、。


純一、、、！

ごめん なさい、、純一。

く、、苦しい、、！

声を出さず 思い切り泣く。
胸が 張り裂けそう、って本当なんだ、、。

こんな 私のせいで バレーも出来ないとか！
あり得ないよ！
あんなに頑張ってたバレー、
そんなにまで想ってくれて、、。

知ってたよ、分かってたよ、
純一の気持ち。
なのに なのに 私、、、！

あの時 やっと本当に愛し合って 何度も何度も求め会った、、。
愛してると 本当に思えた、
幸せだった。。

私こそ、、自分の事ばっかり！

でも、、、
これで、、、

これで良かったのかも しれない、、。

私は 純一の想うような女じゃ、、
ないっ、、！

ううぅぅ、、っ！
おえっ、、！