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第18章 代償

うぅっ、、！

さっき食べた素麺とチェリー 吐いてしまった、、。

もう 何もかも 辛い、、
今すぐここから 消えてしまいたい！

こんなに想われて もう充分。
でも 情けない、、。

あの時の幸せを ずっと夢に見ながら 永遠に眠ってしまおう、、。

もう 何も考えられなかった。

どこからこんなに溢れるのか、
涙だけ 黙って枕を濡らしながら。

夢なのか現実なのか、
何度も携帯を持って 純一に電話しようと、
でもアドレスが ない、
見つからない、
焦れば焦るほど 見つからない。

電話しなきゃ、、！
純一、、！
話さなきゃ、、！

じゅん、、い、、ち、、。

じゅ、、ん、、、い、、、。




あやこー、あやこー！
呼び声が する。
純一が 呼んでいる。

どこ？ 純一？どこ？
、、、、。

「あやこー」

あ、、お母さんの声だ、、。

「もうお昼よ、出かけるんじゃなかったの？」

あ、、、
起きた、、、。

もう 日曜日、、お昼か、、。
「綾子、出かけるって 言ってなかった？」

近くでお母さんの声、
布団被ったまま 大丈夫、、と答える。

「何が大丈夫よ、、」
呆れた声で 部屋を出て行った。

お母さん、、、。
ごめん なさい、、。