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この春 少女から、、。
第18章 代償
自分の輪郭、、
なんだか 全体的に 小さく細くなったようだ。
ろくに食べてないし、、な、と納得する。

高校生の時は ダイエット大変だったのに。
部活辞めてから 水でも太ってしまうような。
食欲旺盛で 我慢するのが必死だった。
食べる時に三十回噛みなさい、とお母さん。

今は 随分細い腕、、脚、、。
これも全然悪くないけど どうでも いい。

シャワー上がると お父さんがリビングで新聞読んでる。
なんだか不機嫌そう。

お母さんはキッチンで洗い物。
「何か食べる?」
出かけるから 大丈夫ありがとう、と言って 髪を拭きながら 部屋に戻る。

そう言ったものの、、
出かける?
どうしよう、、

家に居ても 煙たがられるか、、
出かけてみようか、。

鏡の中の自分を見ると 髪は短くボサボサ、
肌は真っ白で 目が腫れて しっかりクマもある。
不健康で なんと不細工な、、。
やっぱり純一に会える姿じゃないな、と改めて思う。
一人で図書館でも行ってみようか、
誰も知り合いには会わないだろう。


なんだか 日常の風景が 違う、気のせいだろうか。
リビングのお父さん、お母さん、
鏡の中の自分、、。
何か 視界が透明度を増したような、音も よく響く。
なんだろう この感じ、、。

綾子は簡単な身支度をした。
シャツに ジーンズ姿、帽子を被って外に出た。

暖かい、気持ちいい。
学校へ行く気分とは全然違う。
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