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この春 少女から、、。
第18章 代償
ゆっくり歩く。
俯いて ゆっくり歩く。
毎日歩く道。
バス停を通り過ぎて 国道を歩く。
ちょっと 疲れてきた、早歩きでもないのに息切れがする。
団地に面した公園に着いた。
親子連れや 小学生達が 遊んでいる。
木陰のベンチに 腰を下ろした。

隣のベンチには お婆さんが杖を持って座っている。
この団地は何階建てだろうか、ふと見上げた。
十階くらいはありそうだ。

輪になってゲームをしている小学生達、
砂場で小さな子がお母さんと遊んでいる。

のんびりとゆっくり時間が流れている。

ここへは一度純一と来た事がある。
学校帰り バスで一緒に帰って バレーを教えて貰った。
ボールもないのに、レシーブの基本を教えてくれた。
足の位置、膝の使い方、三角の作り方、腕は動かさない事 等、基本中の基本。
恥ずかしかったけど真剣な純一に ちょっと感動した。
それからは 少し動きやすくボールもコントロールしやすくなった。
あの頃は 付き合い始めた頃、、キスだけで胸が爆発しそうだった、、。

随分、、
随分昔のような、
もう前世のような気がしてた。


ヒトは何度も生まれ変わる、と 本で読んだ事がある。
まさか、、。
それを書く事で お金になる人もいるのか 程度の気持ちだったけど、、
今はそれもアリかな と思える。
逆に そうであって欲しい、とも。
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