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第19章 最後の

また変な夢でも見たのか、、。
投げ遣りに混乱した頭が さらに混乱し投げ遣りになる。
私 おかしくなってきたのか、、。

脈や 熱、目の粘膜を 医者のように診る院長、
「最近 寝不足？」と聞きながら。

「食事したら 送っていこうか？」

もう夜の七時前、、。
どうしよう、、。

身体をゆっくりと起こす。
さっきの頭痛はもうなかった、吐き気も収まってる。

ただ ただ ぼんやりと ベッドに座っていた。

隣の和室に 食事が用意されていた。
お出汁か何かの いい匂いが漂っている。

女将さんが 私を見て あぁ、良かったです、あまり長湯も注意して下さいね、と 優しく微笑んだ。

目の奥がじんじんする、、。
指を見たら ふやけていた。

あ、、
お母さんに とりあえず連絡しなきゃ、、。
昼からフラフラ出かけた ままだ。

気持ちがザワザワしながら メールを打つ。
薄暗い中 スマホが眩しい。

『みきちゃんちで皆とご飯になった、
学校だし 朝には戻るね。』

返信待って 帰りなさい と言われたら 帰ろうかと 少し憂鬱な罪悪感。
『分かった、無理しないでね（ご飯）』
すぐ返信があった。