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第22章 仲直り

看護師さんに 準備を確認されると 椅子が 動き出す。

うぃーーん、、。
椅子が 後ろに倒れながら 回転していく。
うぃーーん、カチっ、、。

下半身が 診察室の先生の方に向けられて 止まった。
足を 大きく開脚したまま お腹あたりにカーテンで仕切られて 向こうの様子は分からない。

恥ずかし過ぎるこの時間、、
早く終って欲しい とひたすら願う。
椅子の股の部分が ガチャ と下ろされて 陰部が晒された。

カチャカチャと 器具の音、人の動く音、
ますます緊張してくる、、。

嫌な事を思い出してしまう、、悲しい悔しい出来事。
でも もう これで終わる、、
この診察で 終わる、、。

心が騒ぎ出しそうなのを 必死で飲み込む、少しの辛抱だ、、。

椅子の音がして 先生？が 下半身に近づいたのが分かる。
明る過ぎるライトの光が カーテンに漏れている。

「始めますね、力抜いてね〜。」
優しい軽い声、
院長と同じような歳の先生、やっぱり 無茶苦茶恥ずかしい、、。

ジュルジュル、、、。

暖かい液が 陰部にかかる、消毒かな？
先生の指が 大陰唇を開いて 上からゆっくり液がかけられていく。