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変態城へようこそ!
第11章 エピローグ
「変態城の事件」を計画したのは、一樹くん、美弥子ちゃん、勤くんの3人。
下級生の玲奈ちゃんは、それに協力しただけです。

なぜ、この3人が「変態城の事件」を計画したのかも、3人から聞かされています。


発端は、昨年亡くなった私の元恋人の大介さん。

病身の大介さんは死ぬ前に、私の同級生3人、すなわち一樹くんと美弥子ちゃんと勤くんに、あることを託しました。

もし、大介さんの死後も、私が大介さんのことに囚われ、新しい恋に踏み出せないようなら、なにか背中を押すようなイベントをしてやって欲しい・・・

それが大介さんから3人への依頼で、「変態城の事件」はそのために仕組まれたのです。


改装中のラブホテルを借り上げ、変態城としていろいろな仕掛けをするための資金も、大介さんから3人に託されたものだったのです。
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