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第47章 もう一人のファン・ジニ～それぞれの物語に〝真実〟がある～

【画像あり】

☆ストーリーも雰囲気もまったく違う二人のファン・ジニ。

　それぞれが個性的で私は良かったと思います。　☆　　

　本当に本当の意味で最初に見たのがこの映画です。

　当時、テレビでドラマもファン・ジニをやっていたと思います。

　それで興味があって、まず単発で見られるものを借りた記憶があります。

　とにかくドラマとは設定も筋書きも全然違っていて－というより、真逆の感が

　ありました。

　ストーリーそのものはもう数年前なので、随分と不確かになっているので、

　こちらは触れません。

　最近は日本の大河ドラマとかもそうですが、史実を忠実に再現するというよりは

　脚色しすぎて、もう殆どかけ離れてものになってしまっている。

　それでも日本人なので、日本のドラマはまだ、との辺りまでが真実かは判断は

　つきますが、よその国となると、これはもう、どこまでが史実で、どこからが作り話

　か判別がつきません。

　危険なことに、歴史ドラマと銘打ったドラマを見て、それがそのまま史実なのだと

　信じてしまうことさえあります。

　しかし、それが史実だというなら、同じ人を描いたドラマでも、何故、こんなに描き方が

　違うのか？

　いえ、描き方が違うのはドラマごとに違うのは当たり前だとしても、何故、

　こんなに筋書きや設定が違うのかと、と゛れが本当の歴史か判らない。

　そういう意味で、ファン・ジニの映画はとても鮮烈でした。

　作品としては、とても良かったと思います。