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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第57章 後宮に必要なのは毒のある蜜蜂~後宮の涙 より~
 一方、陸貞は簫貴妃のせいで、せっかく七品女官に昇格したのに、また

 八品に降格。

 そのことで皇帝の生母である皇太后に対面して、優しく慰めて貰った。

 しかし、恋人高湛と皇帝は異母兄弟。

 皇太后は高湛の生母の前皇后を殺して、その後、皇后になった。

 いわば、皇太后は親の敵です。

 そんな憎い敵と陸貞が近付いていくことが高湛は許せない。

 そのことが原因で、高湛と陸貞は大げんかをします。

 皇帝と簫貴妃も上手くいってないし、高湛と陸貞も今日は駄目でしたね。

 私が思うに、後宮という場所では、美貌は確かに一つの武器になるけど、

 かといって、それだけで生き残れるわけではないと思います。

 それが簫貴妃の言葉に象徴されている。

 毒のある蜜蜂、つまり策略を巡らせて、あるときには誰かを陥れてでも

 のし上がっていくだけの毒がなければいけない。

 陸貞は今日、こんなことを言っていました。

 私は部下には真心で接します。私が真心で接していれば、

 彼女たちも真心で応えてくれると信じています。

 そう言った彼女は上司にあざ笑われてしまいました。

 こういう正義感の強いところは、トンイに似ていますね。

 私はチャングムは知らないので、この陸貞の話はチャングムによくたとえられる

 らしいですが、いまいちピンと来ません。

 しかし、トンイならすべて見たので、何となく陸貞のキャラがトンイに似ているかな

 という気がします。

 どうも脈絡がまたなくなってしまった感想ですが、

 毒がなければ後宮では生き残れないという従来の後宮の女の常識と

 陸貞の真心が人を動かすという信念。

 どちらが最後に本当に正しいのか、最後まで見届けたいと思います。

 それにしても、華流ドラマ、面白いです。

 たぶん、以前も言いましたが、初めてだから余計なんでしょうか。

 【画像あり】  

 もう高湛様のうつくしい微笑みが脳内から消えません-笑

 
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