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第72章 気分は時間旅行者？　～貴妃から皇后へ・簫貴妃～

　碧を利用して長広王を陥れようとしていた義母の皇太后やその側近は

　逆に彼に復讐されることになります。

　これにより、長年、彼を苦しめてきた皇太后は失脚、碧も追放されます。

　漸く春を取り戻した陸貞と長広王。

　結婚も間近という喜びの時、皇太后に気に入られなかったために長らく貴妃止まりだった

　簫貴妃がついに皇后に冊立されます。

　簫貴妃を寵愛していた皇帝も嬉しそう。

　ですが、追放された皇太后は実はこの皇帝の実母、

　長広王と皇帝は仲の良い兄弟ですが、実は母違いなのです。

　実母を追放したことで苦しむ皇帝を簫貴妃（皇后）が優しく慰め、

　やっと心を通わせ合った皇帝夫妻にも子どもができたことが判りました。

　すべてがやっとあるべき本来の姿になり、めでたし。。。となりそうなところで、

　また事件。

　斉国の国境が他国軍に襲われたという知らせが入ります。

　長広王は皇太子として大軍を率いて平定のために向かいます。

　無事で帰ってと涙ながらに陸貞は別れを告げて－。

　ここで20巻は終わり。

　ここまで来ると、だいぶん、思考というかイメージが戻ってきました。

　まだ完全ではありませんが。

　この作品も残すところ、あと三巻で完結です。