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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第83章 愛は哀しみを越えて永遠に~韓流時代劇 九家の書完結編~
さて、ここからいきなり画面が変わり、何と2013年の現代の韓国に

 舞台が移ります。

 ガンチは永遠の生命を持つから、そのまま現代まで生きた―ということは判る

 のですが、そこでいきなり生まれ変わったヨウルと再会するというのは

 私的にはちょっとガックリきました。

 イニョン王妃の男 のラストも私はこけましたが、このオチというか展開も

 私はコケた。。。

 色々な感想が有るかと思いますが、私はヨウルがガンチり腕の中で亡くなり、

 ガンチが旅立つシーンがラストの方が余韻があって良かった。

 どうしても二人が再会する結末ならば、もう少し時代をいきなり現代とかにするんじゃなくて

 朝鮮王朝時代の末期とか、

 もう少し自然にやって欲しかった。

 最後の現代のシーンはなくても良かったと思います。

 これで涙も乾きました―笑

 しかし、その前の15巻のガンチと父親ウォルリョンの清々しい別れのシーンと共に

 16巻のヨウルの亡くなるシーンは秀逸です。

 最後が少し残念ですが、これは賛否両論があるでしょうし、

 全体としては本当に素晴らしい時代ドラマだったと思います。

 人間の美しい面と醜い面、両方を描き、

 人を愛することの素晴らしさと哀しさを見事に描き切りました。

 何か本当にもう続きが見られないのかと思うと淋しい。

 結局、このドラマの中で九家の書というのは、具体的には明らかになりませんでした。

 タイトルからして、ガンチが九家の書を見つけて人間になって

 ヨウルと結ばれて幸せに暮らす、

 それが私の抱いていた結末だったけど、全然違いました。

 タイトルももう少し他につけようがあったと思うけど、これもまあ、内容の素晴らしさから

 すれば、もう些末なことでしょう。

 これからご覧になろうかと思っている方、オススメです
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