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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第16章 江戸時代のお医者さんって?~新作執筆の舞台裏~
今回は時代物のシリーズの第4話めですが、主人公は様々な顔を持つ男です。

 その1つに医者の顔があります。

 医者といっても、針医者、つまり今でいう鍼灸師です。

 昔は鍼灸師も医者と見なされていました。

 もちろん、一般の医者とは少し意味合いは違いましたが、今のように

 医師と鍼灸師の区別が厳然とはしておらず、鍼灸師も医者に含めて見られていた

 ということです。

 で、今回の作品は、主にその針医者としての顔を描くので、

 後半になって、そういう当時の医学的な処置や用語などを描く必要が出てきたのです。

 まあ、こんなことを言ってはダメですが、てっとり早いのは

 あまりそういった専門的な内容や言葉に触れずに、曖昧に描くのがラクはラクです。

 しかし、それでは、時代小説としての存在価値もあまりありません。

 少しはそういった細部にも気を遣わないとダメです。
 
 かといって、以前、私の師匠からのアドバイスのように

 あまりに専門的な難解な説明や描写はタプー、更に、あまりに説明的な

 文章になってしまうと、かえって作品価値を失います。

 師匠が言われるには、読者が時代物を読むのは、自分が主人公とともに

 江戸時代に生きているような体感を味わってみたいのと、後は

 小説を通して当時の風俗や風習、時代背景、更に歴史的事柄

 など未知の知識を得たいという知的興味の2つの動機がある。

 すなわち、時代小説は、それらを満たした作品が求められているのであり、

 かつ優れているといえるのだそうです。
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