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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第173章 晩夏の朝
「晩夏の朝」

季節のうつろいを肌で感じる
朝 めざめた瞬間 
昨日までの煮え立つような暑気が鳴りを潜め
ほんの少しだけ
やわらいだ空気が次の季節の訪れを控えめに教えてくれる
遅い梅雨明けと共に始まった猛暑が毎日続き
朝 飛び起きるなり
クーラーに飛びついてスイッチを入れるのが日課になっていた

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