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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第179章 ムラサキカタバミ~片隅の小さな貴婦人に寄せて~
 私はお世辞にも器用ではない。ましてや押し花を作り慣れているわけではない。勢い込んで作ったとしても、失敗するのは目に見えている。このまま摘まなければ花は生命をまっとうできるが、もし摘んでしまえば寿命は終わる。
ー花は摘まなければ、このまま生きていられるけど、摘めば死んでしまうわ。
 かなり前に書いた自作小説では、ヒロインが桜草を摘もうとする恋人を諫めるシーンがあった。作品内でもっともらしいことを言いながら、実行動が伴わないというのは非常に決まりが悪いというか、恥ずかしいことだ。
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