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tsu-mu-gi-uta【紡ぎ詩】
第24章 こんな上司がいたら良い? ~鬼平犯科帳 寒月六軒堀より~
これですね。

 何か映像を見ているのに、原作の小説を読んでいるようでした。
 
 きっとラストは〝立ち去る平蔵をおとせはゆっくりと見送った。

 水面には真冬の月が浮かんでいる。。。〟なんて具合に原作はラストがしめくくられている

 んじゃないかと勝手に想像しました。

 それにしても、平蔵さんは魅力的です。

 私は正直、男性というよりは、人間として魅力的だと思う。

 これは前半の話を見て感じたことだけど、彼は目配りのできる人ですね。

 部下に対しても、探索をひそかに助けてくれる密偵たちに対しても、常に

 彼等の心を理解し、その立場に寄り添おうとしている。

 かといって、ただ情け深いだけじゃない。

 部下が死を望んでいると悟れば、彼を死なせるのを覚悟であだ討ちに連れていったり

 する。

 ある面では、時に冷酷といえるほど理性的、合理的な判断をします。

 その一方で、法を守るべき立場なのに、罪人や罪をめこぼし、つまり見逃したりもする。

 そういう二面性も含めて平蔵という人なんでしょうね。

 最後はやっぱり、泣きました。

 良いなぁ、人を思いやること、生きることの哀しみが心に染みこんでくるようでした。

 私の書きたいもの、目指したい究極の世界がここにあると

 池波先生の江戸ワールドに今夜もまた、どっぷりと浸かりました。
 

 
 
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