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妄想の神さまっ♪
第14章 最終話
リビングのソファでオナニーをして絶頂に達した私は、その余韻に浸る間もなく・・・
人の気配を感じて目を開けた。

目の前に男性が立っている。

誰っ!!

私の身体は恐怖で凍り付く。


「そんなに驚かんでええじゃろ」
男性は言った。

痩せた身体に中年太りの腹、サビエル禿と無精ヒゲ。
身体にムシロを巻いている。

オッサンだ!!

「オッサーン!」
私は嬉しくってオッサンに抱きついた。
オッサンの体温もオッサン臭も20年前と変わらない。

「まだ千鶴はワシをオッサン呼ばわりするんか? 千鶴ももうオバハンじゃろ?」

「失礼ね! 私はまだ38才よ!」


たしかに私は、オッサンとの愛欲の日々を送った女子高生時代ほど若くはない。

一方オッサンは、20年前も今も、50代後半のオッサンだ。
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