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妄想の神さまっ♪
第14章 最終話
「オッサンは今まで、どこに行ってたの?」
私はオッサンに尋ねた。

「消滅しとったんじゃ。 神さまの懲罰委員会にかけられ、消滅20年の刑じゃった。 それで今朝、復活できたんじゃ」

オッサンはこれまでの経緯を話してくれた。

私が想像した通りだった。
死神の仕事をジャマしたことで、懲罰で消滅。

でも、消滅が有期刑だとは知らなかった。


「ところで、なんでオッサンは実体化してるの?」
私はオッサンの姿を見て尋ねた。

オッサンは2本の足で、リビングの床に立っている。
空中には浮いてない。

生身の私がオッサンに抱きつけたし、オッサンの体温やオッサン臭を感じた。

そしてオッサンと私は、口で会話している。
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