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第1章 彼

「今までありがとうな」

多くをしゃべらずに彼は帰って行った。

次は・・・
あたしを１番に好きになってくれる人を見つけよう。

あたしがあたしであることを
うれしく思わせてくれる人を見つけよう。

それが・・・
彼じゃなかっただけ。

大好きだったけど
さよなら

大好きだったから
さよなら

ありがとう

最後まで「好き」って言葉は言ってくれなかったな・・・

そう思って時計を見た。

あぁ・・・
別れたのは、もう、「昨日」なんだ・・・

時計は２時を指していた。


ＥＮＤ＊＊＊＊

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株主様が応援してくださったおかげで
無事に2周年を迎えることが出来ました。
本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
全ての株主様に愛をこめて☆

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