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思い出のアルバム
第12章 クリスマスデート

まだ修ちゃんに片想いしていた頃


修ちゃんと佐藤先輩が話していたのを聞いてしまった事…


「礼子」


という女の人。


最初は、彼女なのかと思っていた。


でも違ったようで、確認することなく時は過ぎ


今の今まですっかり忘れてしまっていた。





「やっぱり修司だ!!…久しぶりだね。元気?」


その女の人は、とても目を惹かれてしまう美しさを持っていた。


ショートボブの髪型で、ニット帽を被り

お世辞にも女らしいとは言えないが

目を奪われてしまう美しさ…いや目力があった。



嫌な予感が駆け巡り

繋いでいた手をそのまま、さらに腕に絡みつく。


修ちゃんは……私のものと言わんばかりに。




「あぁ…相変わらずだよ。…いつ帰ってきたの?」


「1週間くらい前。また戻るけどね」


「そっか……」


たわいのない会話が交わされる。


私は、全く余裕なんかなく、多分ずっとその女の人を睨むように見てしまっていたんだろう…



「修司、連絡先変わってない?私、友達待たせてるから行くね。…連絡する!!」


「…あぁ……わかった」



そして颯爽と彼女は去っていった。


修ちゃんはずっとその後ろ姿を追っていた。



誰……何だろう…。



どうゆう関係なんだろう……。




聞いてもいいのかな?



でも


この幸せの魔法が……解けないかな?


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