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思い出のアルバム
第12章 クリスマスデート


修ちゃんの目が一瞬、動揺したのを

私は見逃さなかった。



「ちょっと起きていいか?」


言われて、ベッドに並んで腰掛けた。


「礼子は……幼なじみだよ。高2の時に、アメリカに留学したんだ」


「……付き合ってたの?礼子さんと…」


「いや…付き合ってはいないよ。……アメリカ行ってから連絡さえ取ってなかったから…」


「……また会うの?」


「いや……会わないと思うよ。年明けにはアメリカ戻るって連絡あったから」



さっきのメールかな?


でも、年明けなんてまだ2週間はあるじゃん。


同じ都内に居るなら……


私より簡単に……会える……よね?




それに……付き合ってなくても…


修ちゃんがずっと好きだったって事も……


考えられる……よね…




ネガティブな考えばっか浮かんでくる。



ふと、修ちゃんに抱き寄せられる。


「俺が今好きなのは…沙織だから。心配しなくていいよ…」


そう言ってまた口付けされる…。


でもね、修ちゃん。



なんか今回は…信用出来ない。


なんか胸騒ぎがするんだ…。



そのままベッドに押し倒される…


いつものように、愛を交わす行為が始まろうとしている……


いつもは心も身体も満たされるのに…



今日は……心が満たされなかった……。

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