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束縛されるなら君に
第1章 1
文字通り自分の体液と彼の体液でぐちゃぐちゃになった私は、シャワーも浴びずに眠りに落ちた。
あまりにも濃厚だったこの交わりが、一夜限りなのは惜しいけど、でもきっとそれくらいのほうがちょうどいい。
やっぱり私には年上が合うのだ。
酔っぱらってたからって年下に手を出すもんじゃない。
だってほら、あんなに何度も挿れられたのに、思い出すだけでまた欲しくてずくん、って疼く。
「彩さん、またね」
小さく聞こえた彼の言葉と背中に掛けられた布団。
そこで私は初めて不思議に思った。
何でこの子、私の名前知ってるの……?
あまりにも濃厚だったこの交わりが、一夜限りなのは惜しいけど、でもきっとそれくらいのほうがちょうどいい。
やっぱり私には年上が合うのだ。
酔っぱらってたからって年下に手を出すもんじゃない。
だってほら、あんなに何度も挿れられたのに、思い出すだけでまた欲しくてずくん、って疼く。
「彩さん、またね」
小さく聞こえた彼の言葉と背中に掛けられた布団。
そこで私は初めて不思議に思った。
何でこの子、私の名前知ってるの……?