この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
戦国ラブドール
第13章 欲というもの
 
「あの……手、離して……」

「駄目だ。好きだってのは、気持ちだけじゃないんだからな。前にも話したが、単なる性欲じゃないぞ」

 蠢く手は、女を欲に染め堕とすものである。だが大海が見上げれば、虎之助は精悍な顔付きをしていた。

「あのさ、好きかどうかって聞かれても、分からないけど……不思議だね、欲ってものは、汚くてなくすべきものだと思ってたんだけど」

 大海は快感と戸惑いで、言葉が拙い。だがたどたどしく、うつむき虎之助から目を逸らしながら呟く。

「あんたの目は、欲ですごくぎらぎらしてるのに……なんでだろう、格好良く見えるよ」

 大海の言葉に、一瞬虎之助の手が止まる。そして頭でそれを反芻させると、茂みの陰に大海を押し倒し唇を重ねた。

「んっ、ふ……っ!」

 乱れた着物から、大海の長く白い足が覗く。着物ごしではもはや満足出来ない虎之助は、光に寄る虫のようにそこへ吸い付いた。

「待って、あ、やっ……!」

「あんな事言われて、待てる奴なんているか! いいか、俺以外のやつに、絶対今みたいな事は言うなよ」

 閉じようとする足をこじ開けると、虎之助は大海の秘所に舌を這わせる。
 
/656ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ