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戦国ラブドール
第18章 プロポーズ
そびえ立つそれに舌を這わせれば、雄の苦味と熱を直に感じる。それを深く味わおうと、大海は全体を舐めて転がし、先に吸い付いた。
「いいぞ……すぐ気をやりそうだ」
「……本当に?」
大海はふと口を離すと、顔を上げる。口の代わりに、手で高虎自身を擦りながら呟いた。
「こっちは、躾されてないから……」
躾、という言葉に、高虎は一瞬だけ眉をしかめる。どこの誰かは分からないが、変わった趣向の男が背後に見えたのだ。
誰が触れようと、最後に戻るのが自分の元であれば構わないと、高虎はそう考えている。しかし人を人扱いしない影には、男として苛立ちを覚えた。
「……お前は、愛玩人形でも動物でもない、俺の女だ。お前のしたいようにして、好きなように感じろ」
「でも……」
「それとも、お前はもう満足か?」
高虎が訊ねれば、大海の頬に朱が走る。しばらく恥ずかしがっていたが、やがて膝立ちすると、高虎のものを手で支え秘所にあてがった。
「もう、いい……?」
「こんだけおっ勃てておいて、悪い訳ないだろ。素直になった褒美だ、好きなだけ味わえ」