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第23章 赤壁の戦い

　
　吉継は大海に唇を重ねながら、自身を埋め込んでいく。ようやく得られた充足に、大海は思わず涙をこぼした。

　激しい交わりに疲労した体は、共に限界を訴える。最後の力を振り絞るように激しく腰を振り、獣のように食らいつくし、二人は極楽へと駆け上がっていった。

「っ、――っ!!」

　大海の嬌声すら飲み込み、吉継は奥で弾け共に極まる。あまりに強い快感は大海の神経を壊し、秘所から潮を吹き出させた。

「はあっ……ん、ぅ……」

「こんなになるまで感じたんだ？　可愛い……」

　吉継は大海の足を抱えると、潮で濡れそぼった秘所を舐めとる。

「あっ、駄目……汚い、からっ」

「汚いところなんて、どこもないよ？　どこを食べても、美味しい」

　余韻が広がる大海を労りながら愛撫して、吉継は寝転ぶ。汗と蜜に塗れた体は、すっかり疲れ切っていた。

「布団でも出したいところだけど、ごめんね。しばらく動けそうにないや」

「いや、あの……あたしこそ、こんなに、床汚しちゃってごめん……」

「準備もなく盛ったのは僕だから構わないよ。頭貸して？　腕枕してあげる」