この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断の果実に口づけを
第11章 REDな夜


 「洋子どけ!」

 「えっ!!」

 「イクからどけ!」

 「いい…
どかない…」

 「中に出しちまうぞ!」

 「いいから……」

 「マジかよ?
あっ、ダメだ、もうイクからな!」

 私は真上からあなたがイク瞬間を眺めていた。
膣内に流れてくるマグマを私は受け止める。
熱い熱い……
男のマグマを女の器で受け入れる。
ピクピクと最期に微動するあなたのモノは私の中で果ててゆく。


 「ハァ……」
と憂いな溜息を残し、微笑するあなた。

 「なぁ、お前ピルでも飲んでるのか?」

 私は首を振る。

 「ガキ出来たらどうすんだ?」

 「大丈夫」

 「大丈夫じゃねーだろ?
気持ちいいから避妊しないとかはバカ女がする事だぞ!」

 「避妊しなくても、子供出来ないの」

 「えっ?」

 「そういう体なんだって、医者に言われたわ。
じゃなかったら、そんな体じゃなかったら……
私だって、子供が欲しかったわ!」

 どうにもならないと分かっていても、それに触れられると、ナイフで抉られる様に心に痛みを感じた。
セックスは出来ても、子供が授かれない体だという洋子の現実。

 いつの間にか洋子は泣いていた。
ポロポロと流れる涙が止められない。


 少しの間、二人の間に沈黙の時間が流れた。



 「……悪かったな……洋子……
事情も知らないで……」

 伸介は私の頭をポンポンと優しく叩く。

 『こんな優しい伸介も居るのね…』


 「一緒に風呂入るか?
マンコ洗ってやっから…」

 「…うん……」

 私を起き上がらせ、アソコにティッシュを突っ込みながら、笑う伸介。

 私は、アソコにティッシュを挟んだまま泣いていた。
/506ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ