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禁断の果実に口づけを
第7章 理性と欲望の狭間
 
 洋子は真っ直ぐ前を向き、揺すられた景色を見ていた。
衛生的にも綺麗とは言えない伸介の部屋。
小さな埃すらも舞っている。

 そんな景色の中で裸になり、後ろから攻められ言いなりとなる。

 女性器からは嬉し涙の愛液をダラダラと垂らし、悦びの形を示していた。

 突き上げる男性器は、洋子のやらしい肉が包んで離さない。

 「うっ……あっ……洋子……お前、締まりいいな。
お前のココはべっぴんだよ!
コイツは覚えてんだよな……
お前にハメたくて堪んなくなるくらい欲しがってた」


 褒め言葉なのか?
アソコを褒められるって?

 どんなに意地を張って生きてきても、ご無沙汰なアソコは男を求めていた。

 屈辱的な言葉を浴びながら満たされる身体。

 動物の交尾の様な体位で攻められても、女の部分は隠しきれず、肉の刀で刺して欲しいとばかりに尻を向けたままの言いなりスタイルを崩さない。

 乱暴なセックスを言葉では拒否しながらも、身体は正直に求めていた。

 調子が狂う程、従順にされてゆく……
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