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* 花音’s short story *
第9章 *美羽 × 恒 ~ 2人の甘い休日♡ ~
「待って………ッ!」


今にも泣きそうな顔で、美羽さんが俺を見た。



「美羽さん……言って?どうしてほしい?」


小さく彼女が首を振る。


「このままでいいの?」


彼女の耳元でそう囁いて、猛ったモノを擦り付ける。



「あ………んんっ!も………お願い……」


彼女の潤んだ瞳。だけど、今日は言わせたい。



「美羽さん。ちゃんと言って?」


もっと俺のこと欲しがってよ ──。


頬をそっと撫でる。


「お願い……挿れて///」


消え入りそうな美羽さんの声。



………ヤバい。言わせたのは俺なのに、そのたった一言ですぐイクかもしれない。
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