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今宵、君の全てを
第1章 今宵、君の全てを
「駄目だよ真純。寝かせない」
拓真さんに激しく飛ばされて、意識がふらふらしていた所を呼び戻された。
「……く、まさぁん」
掠れた声が上手く出せない。
「真純、言ったろ?一回じゃ足りない。もう一回」
甘い口付けと共に降ってきたとんでもないお願い。
「や……も、むり……」
「ダメ」
唇がまた肌を滑り降りていく。
「あ……んっ……んん」
限界だと思うのに、瞬く間に火を灯されて身体は熱を帯びていく。
拓真さんの柔らかな唇に、濡れた舌に、繊細に蠢く指先に。
あ、だめ……
そこ、やっ……
あっ、あっ……
やっ、あぁん!
ジュルリと卑猥な音がする。
「真純、びちょびちょ」
「やっだ……」
羞恥に足を閉じようにも落とされる口付けに力が入らない。
「あ、……はぁっ、んっ」
また奥がズクズクし始めた。
あんなにしたばかり、なのに……
身体はすごくしんどいのに……
ね、拓真さん
挿入れて……欲しいの
私の変化に拓真さんがくすりと笑う。
「何だ、真純も足りないの?」
ベロリと舐め上げられて腰が跳ねる。
「それともまた欲しくなっちゃった?」
右だけ上がった口角。
意地悪なその笑顔にゾクゾクと身体が震える。
上がってきた拓真さんの首に、ようやく放してもらえた腕を掛ける事が出来た。
「意地悪、しないで」
頭を引き寄せてキスを強請る。
ふふっと笑って重なった唇。絡む舌。
夢中になって応えていたら、拓真さんがナカに挿入って来た。
「あぁん!はぁっ……ん、んっ」
そのあまりの心地よさにビクビクと震えて。押し上げてくる圧迫感に景色が滲む。
「愛してるよ、真純」
甘い甘いテノールが私を更に蕩かせる。
「今夜はずっと繋がってよう?」
優しい言葉に心も震えて、涙が溢れてきた。
お願い
私を、離さないで?
「たっくまさぁ……」
ナカも外も拓真さんにしがみつく。
「す、き……」
「うん」
「だいすっき……あっ!」
重ねられたのは深い口付け。
そのまま私は拓真さんのくれる愛に深く深く、溺れてしまった
了
拓真さんに激しく飛ばされて、意識がふらふらしていた所を呼び戻された。
「……く、まさぁん」
掠れた声が上手く出せない。
「真純、言ったろ?一回じゃ足りない。もう一回」
甘い口付けと共に降ってきたとんでもないお願い。
「や……も、むり……」
「ダメ」
唇がまた肌を滑り降りていく。
「あ……んっ……んん」
限界だと思うのに、瞬く間に火を灯されて身体は熱を帯びていく。
拓真さんの柔らかな唇に、濡れた舌に、繊細に蠢く指先に。
あ、だめ……
そこ、やっ……
あっ、あっ……
やっ、あぁん!
ジュルリと卑猥な音がする。
「真純、びちょびちょ」
「やっだ……」
羞恥に足を閉じようにも落とされる口付けに力が入らない。
「あ、……はぁっ、んっ」
また奥がズクズクし始めた。
あんなにしたばかり、なのに……
身体はすごくしんどいのに……
ね、拓真さん
挿入れて……欲しいの
私の変化に拓真さんがくすりと笑う。
「何だ、真純も足りないの?」
ベロリと舐め上げられて腰が跳ねる。
「それともまた欲しくなっちゃった?」
右だけ上がった口角。
意地悪なその笑顔にゾクゾクと身体が震える。
上がってきた拓真さんの首に、ようやく放してもらえた腕を掛ける事が出来た。
「意地悪、しないで」
頭を引き寄せてキスを強請る。
ふふっと笑って重なった唇。絡む舌。
夢中になって応えていたら、拓真さんがナカに挿入って来た。
「あぁん!はぁっ……ん、んっ」
そのあまりの心地よさにビクビクと震えて。押し上げてくる圧迫感に景色が滲む。
「愛してるよ、真純」
甘い甘いテノールが私を更に蕩かせる。
「今夜はずっと繋がってよう?」
優しい言葉に心も震えて、涙が溢れてきた。
お願い
私を、離さないで?
「たっくまさぁ……」
ナカも外も拓真さんにしがみつく。
「す、き……」
「うん」
「だいすっき……あっ!」
重ねられたのは深い口付け。
そのまま私は拓真さんのくれる愛に深く深く、溺れてしまった
了