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今宵、君の全てを
第4章 後日談
頭を起こすと右手の甲を口に押し当てたまま、涙目で見上げて来る。眉ねを少しひそめ、眉尻を下げた下に縋るような眼差し。ゾクゾクして口角が上がる。
「ふ、うぅ……」
俺を見上げたままゆっくりと瞬いた目尻から透明な涙がこぼれ落ちた。
「可愛いね、真純」
額に口付け、そっと指を引き抜く。キュッと眉ねを寄せフルリと身体を震わせて。引き留める様にまとわりついてきた内壁に堪らず自身を押し当てた。
「あっ」
途端に強張る小さな身体。
「ね、真純。このまま、挿入れて良い?」
クチュクチュと擦り付けた時点でゴムを着けても既に避妊の意味は薄い。前に子どもを産んで欲しいと伝えていても、確認はかかせない。
「は、い」
迷いなく頷いた真純に頬が緩む。
「ん、ありがと」
言葉を返し、切っ先で入り口を浅く擽る。
「でもっ、待って。ま、だ……」
右手をキュッと握り、慌てた真純が首を振る。何かを堪えるように細められた涙目。懇願されても俺が待てない。
「あっ、やっ!」
構わず深く挿し込むと吸い付く様な粘膜に包まれて、もっと奥へ捩じ込みたくなる。それを堪えて浅い抽送に引き返す。
「ふっ、ぅんん、た、くまさぁ……ん」
「ふ、うぅ……」
俺を見上げたままゆっくりと瞬いた目尻から透明な涙がこぼれ落ちた。
「可愛いね、真純」
額に口付け、そっと指を引き抜く。キュッと眉ねを寄せフルリと身体を震わせて。引き留める様にまとわりついてきた内壁に堪らず自身を押し当てた。
「あっ」
途端に強張る小さな身体。
「ね、真純。このまま、挿入れて良い?」
クチュクチュと擦り付けた時点でゴムを着けても既に避妊の意味は薄い。前に子どもを産んで欲しいと伝えていても、確認はかかせない。
「は、い」
迷いなく頷いた真純に頬が緩む。
「ん、ありがと」
言葉を返し、切っ先で入り口を浅く擽る。
「でもっ、待って。ま、だ……」
右手をキュッと握り、慌てた真純が首を振る。何かを堪えるように細められた涙目。懇願されても俺が待てない。
「あっ、やっ!」
構わず深く挿し込むと吸い付く様な粘膜に包まれて、もっと奥へ捩じ込みたくなる。それを堪えて浅い抽送に引き返す。
「ふっ、ぅんん、た、くまさぁ……ん」