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奴隷≒ペット?
第2章 ペット
「…大丈夫、ですか?」
顔を青くしているのがわかったのだろう。
少女は恐る恐るヴェルに尋ねた。
ヴェルはそんな少女を見つめる。

発言権は無いと言った少女。
恐ろしい仕打ちの数々を見てきた少女。
そんな彼女が、脅えながらも、自分を気遣って、尋ねている。
主人であり、彼女を傷つける権利を持ち、そしてそうするかもしれない、自分を。

「…俺は、奴隷だからといって、そんな惨いことはできない…!
父上がするような、他の貴族達がするような、奴隷の扱いは、しない…!!」
「…ではどうなさるんです?」
少女の言葉に、ヴェルは押し黙った。
絶対の存在である父に、奴隷として与えられた少女。
それに逆らい、人間として扱っているのが知られれば、自身も、少女も、どうなるか分からない。

少女を傷つけず、しかし、父に逆らわないためには―

「…決めた。今日からお前は俺のペットだ!」
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