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奴隷≒ペット?
第6章 猫の1日
―ちりん
わたしが歩くたびに、首のすずが鳴る。
「ペット」としての「ジュウゾクのシルシ」なのかもしれない。
それでも、わたしはこのすずを気に入っていた。
やさしい音がするし―手枷や足枷より何倍もマシだ。
―ちりん
「ご主人様」はわたしを自由にさせておいてくれる。
わたしは屋敷から出なければどこに行ってもかまわない、と言われている。
わたしは屋敷の中庭に出るのが好きだ。
クツを与えられていないのではだしだが、やわらかな草が心地良い。