この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第6章 誤解

「我々が育てるのは真のガードマン。
 つまりは…──、ああ…、そこの君」

「……?わたしですか」

通路を徘徊する教官が、ちょうどミレイの斜め前で立ち止まった。


「そうだ。ここ【 LGA 】の校名の由来を言ってみなさい」

「校名の由来…」


突然の指名に、ミレイよりも周りの生徒がざわついた。

彼女の横に座る30代くらいの男も、動きはしないが焦っている。


「知らないのか?」

「いえ…──」


LGAの名前が普及しすぎて、その由来を知らない者も多くいるだろう。

しかしミレイは知っていた。


「守護霊です」

「…その通りだ」


ミレイの中の、幼き日の記憶──


《 ママは、とってもキレイなしゅごれーさんっ 》


まだ母が生きていた時の思い出だ。


/678ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ