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星の島で恋をした【完結】
第25章 《二十五》【完】
     *

 セルマは何度も揺さぶられ、何度も気持ち良さの頂点に押し上げられ、それでもまだ新たに感じられることに驚いた。



「リクハルドっ、好きよ。大好きっ」


 その一言がさらにリクハルドを煽ることになるなんてセルマは思うことなく、自分の中にあふれ出てきた言葉を無意識のうちに口にしていた。



「そんなこと言うから、ちょっと止まんないかも」


 セルマのナカを擦りあげる早さは変わらないけれど、さらに執拗になった。セルマが限界を訴えても止まらず、リクハルドは明け方近くまでセルマをずっと突き上げていた。

 リクハルドに長い間、揺さぶられ続けていたセルマは限界を迎えていた。

 朦朧とする中、リクハルドは角度を変えて何度もキスをしてきて、締め付ける元気がなくなってきた頃、リクハルドは欲望をようやく解放した。

 熱い精はセルマのナカを濡らし、ひどく熱く広がった。

 それでもセルマのナカからリクハルドは抜け出ない。



「セルマ」


 けだるい中に妙な色気が混じったリクハルドの声にセルマはぶるりと震えた。もう締め付けられないと思っていたのにきゅうっとナカが収縮して蠢きはじめた。



「セルマ、俺の形、覚えた?」


 リクハルドの問いかけにきゅうっと締まった。



「はぁ、すごく気持ちいい」


 リクハルドの声にセルマのナカがぴくんと震えた。



「もう一回」
「……え」
「ようやく馴染んできたから」


 腰を押しつけられ、リクハルドがまた擦りはじめた。

 もう無理と思っていたのにセルマのナカは素直に反応しはじめていた。



「セルマ、大好きだよ」
「わ……た、しも。リクハルドのこと、好き」


 その言葉に偽りはないと言わんばかりにセルマのナカがきゅうっと締め付け、リクハルドをあおった。



「一回じゃ離せないかも」


 リクハルドはセルマの様子を見ながら、ゆっくりと腰を動かし始めた。

 ゆるゆるとナカを擦られ、セルマはその感覚に小さく喘いだ。



 一晩中、喘がされていたため、もう声も出ないと思っていたのに、リクハルドの動きに合わせて、セルマの身体は反応して、その度に艶やかな声が出る。
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