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星の島で恋をした【完結】
第25章 《二十五》【完】
 そうなるとセルマはますます煽られ、恥ずかしくなって締め付けるから、リクハルドは止められなかった。



「セルマも俺を堪能しているのか?」
「ん……繋がってて、気持ち、いい、の。リクハルド、すき」


 セルマにそうしてナカと言葉と煽られ、リクハルドは自分が思っているよりも長くセルマを離せないと思った。

 リクハルドはじっとセルマを見つめた。

 セルマの緑色の瞳は潤んでいて、情欲を煽る。



「ね、リクハルド」
「どうした」
「奥」
「奥がどうした?」


 リクハルドが軽く腰を揺すると、それに合わせてセルマは腰を押しつけてきた。



「奥をぐりぐりされるの、好き、なの」


 熱に浮かされたようなセルマの一言に、リクハルドは息をのんだ。



「もっと……リクハルド、を、感じ……たい、よ」


 あえぎながら呟く一言がリクハルドをどれだけ煽っているのか、セルマは知っているのだろうか。



「奥、ぐりぐりってされる、と、……あ、あんっ。それ、やぁっ。気持ち、いい、けどっ、壊れ……っ!」
「壊れたら困るから、壊さないようにする」
「あっ、リクハルド、の、こと、しか、っ、考え、られ、なっ」
「それでいい。俺もセルマのことしか、考えてないから」


 セルマのナカはリクハルドを離さないと言わんばかりにきゅうきゅうと絞りあげ、高みへと導いている。

 リクハルドは歯を食いしばってセルマがより気持ちよいと思っている奥を突き上げた。



「あっ、もっと、奥……!」


 セルマはそう言って繋がったまま身体を起こし、リクハルドの身体にしがみついてきた。

 セルマのナカは身体を起こしたことで当たる角度と深さが変わり、飛び跳ねるほどの快感を得た。



「やぁぁぁっ!」
「気持ちいい?」
「あっ、よすぎる、のっ! やぁっ」
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