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花咲く夜に
第6章 決心
『………10分後、
俺の部屋』

『え?』

『これ食べたら直ぐ行く』
貴斗は声を潜めてめぐるの耳許へ顔を寄せて、
『我慢できないんだ』
と囁いた………




はぁ。はぁっ………

唇を繋ぐ。

舌を絡ませて、
唾液を共有した。


貴斗のベッドにて絡み合う。
まだ少し早い時間だから、念のために服は着たままだ。
半裸の状態。


めぐるは、
いつもより獰猛な手つきの貴斗に愛しさが増す。

『どうし、た……のっ』

『何が』
貴斗の右手がめぐるの秘部を捉えた。

背後から抱えられている。スウェットは下だけ脱いでいた。

耳許で貴斗の荒い息遣いがする。

めぐるは頭を捻られ、
強引に顔だけ後ろを向き唇を合わせる。

『……今日、荒くたい………っっ』
貴斗の右手指が2本、
ショーツの中に滑り込み蜜壺へと入る。

(……あっあっ…)
(抱きたかった。少しでも早く)指が動き、クチュクチュと卑猥な音が響く。

ひそひそ声で睦み合う。

(めぐる、仰向けに寝て………)
そう言われて、
ベッドに仰向けになる。

暗い部屋の中、
ベッドサイドのライトだけ点けている。


貴斗はめぐるを見下ろして、強引にショーツを下ろした。
剥ぎ取る。(…………っ!!)
めぐるの白い乳房・腰・脚が露になる。

貴斗は自分も下半身は脱いで、
屹立した自身を露呈している。

ゆっくりと、でも力強くめぐるの中へと入っていく。

(……んああっ!)めぐるは刺された快感から、
背中を仰け反らせて喘いだ。
黒髪が下に垂れて揺れている。
(めぐる、ナカ…熱い)


ギシギシとベッドが揺れた。
(音!………)
(もう、構わない。
いいから)

ベッドが軋む音と、
互いの息遣い。
はぁ、はぁっと繋がって揺れる。

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