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花咲く夜に
第6章 決心
俺は母さんを避けてた。

けど、
そりゃたまには顔を合わせる。


同じ部屋に住んでるんだから、
仕方ない。


ある日、
洗い物を手伝って片していたら手が飛んできた。

俺は驚いた。
『あ、叩かれた』
と思った。


初めは驚いたし、
………傷ついた。
けど……
母さんは尋常じゃなかった。
その頃には友達の家に遊びに行ってたから、
〔ウチはおかしいんだな〕って分かった。


友達の母親は、
ニコニコ笑っておやつをくれたりたまに叱られたり。家は片付いてたし………

ウチは洗濯物は、
部屋の中に散乱してる中から取ってた。


俺は叩かれたけど、
あまり深くは捉えなかった。

父さんにも言わなかった。


言えば良かったのかな………
段々エスカレートした。
学校で使用するノートを破かれたり、
ランドセルに傷を付けられたり。


イジメみたいなもんだ。
けど……
それが母親からってのはキツかった。


夕飯はいつも父さんが惣菜を買って来てたから、
食べ物はあったんだ。

ある日、
俺は風呂に入ってた。
父さんは残業か出張で不在だった。
中学生になってたよ。


母さんが、
一緒に入って来たんだ。

俺は怖かったけど……
ちょっと元気になった様子の母さんを見て嬉しかったから、
拒否しなかった。

恥ずかしい年頃だったけどね。



………母さんは、
俺に抱きついてきた。
俺はびっくりして突飛ばした。
軽く、だけどね。

母さんはそれでも触ってきた。


俺は気味が悪くて……
風呂を出た。
それから毎日、
俺が風呂に入る度に一緒に入ろうとしたんだ。

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