この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花咲く夜に
第7章 離脱
めぐるは貴斗に〔雄大からの連絡があり、返信もしたこと〕を隠したくなかった。

退院の日に、
全て話した。


貴斗はなぜかニヤニヤ笑って聞いていて、
めぐるは怪訝に思ったが(打ち明けたこと、嬉しかったのかな?)と考えた。


『めぐりん、入るよ〜』

『………言いながらもう入ってるじゃん。
あれ?お風呂入ったんだね』


まだ夜8時前だ。
貴斗は首にタオルを引っ掛け、
Tシャツ&短パン姿で髪をガシガシ拭いていた。


『うん。
めぐるを入れようと思って〜』

『へ?』

『お風呂、入れてやるよ♪』

『良いわよ、
重病人でもないし』

『入れたいのになー』

『何でよ?』

『……好きだから』

『……………』

『いや、違うなぁ。
愛…愛し…てるから?』


めぐるは恥ずかしくて顔が真っ赤になった。

『……疑問形だし……』

『めぐるは?』
貴斗がしゃがみ、
寝ているめぐるを覗き込む。

『そりゃ、
私も愛……愛して…マス』

今度は貴斗が真っ赤になる。

『恥ずかしいもんだね。ふ、フツーに好きでいいか……』


『うん、フツーでいいよっ、フツーに好きで』めぐるも照れて慌てた。





その様子を昭恵が『何だろね、
この子たちゃ……
聞いてるアタシが恥ずかしいよ』と覗き見ていた。


めぐるの体を心配して、
見に来たのである…………………
/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ